学び舎であり、新しい人生の出発点
講師やスタッフは全員プロフェッショナル。明るく優秀なだけでなく、進学やキャリア、人生相談にも親身になって的確にアドバイスします。
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元Google米国本社副社長兼Google日本法人代表取締役である村上さんの主張は一貫してこうです。
「英語で不自由なくコミュニケーションをとれない人は、21世紀を生き残ることはできない」
以下、村上さんの対談からですが、非常に面白いことを言っています。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/36002
「 私のように30歳を過ぎてから英語を始めた人間が、アメリカの組織でトップクラスの人間と五分で渡り合おうというのは非常に困難です。
読者の中には、30歳を過ぎてこれから英語を猛勉強し、グローバルで上の方を目指そうと考えている方もいるかもしれませんが、気の毒ながら、もうほとんど手遅れだと思います。」
「もちろん、手遅れの中でも戦っていく方法はありますし、私自身はそれを実践してきたつもりです。
ただ、少なくとも、ネイティブなイングリッシュスピーカーと丁々発止でやり合う舞台で勝ち抜ける自信は、昔も今もありません。」
➡ 村上さんがおっしゃるように、これは紛れもない事実であり、私もそう思います。
例えば母語において考えても、日本でトップ層のビジネスマンや知識人は、30歳から日本語を学んでどれだけ流暢だという外国人にも討論では負けないでしょう。
それは、語彙力の圧倒的な差と文化がどれほど体に身に染みているかの違いから生じると思っています。
つまり、ネイティブと対等にやり合うためには、言葉の吸収もネイティブと同じ状況下にいなければならないため、
遅くとも中学生や高校生からネイティブに近い環境下で学習していかなければなりません。
また、村上さんはこうもおっしゃりました。
「『猿の惑星 創世記』では、シーザーという猿が、人間に劣らぬ高いレベルの知性を身に着けていきますが、
シーザーは悲しいことに言葉が喋れないので、いつまで経っても人間同様に扱われず、猿として見下される。
アメリカで英語が話せないというのは、まさに猿として扱われるということなんです。
いくら母国で素晴らしい経歴を持っていても、人間とは見なされない。
だから私は、前に東大で講演したときも、「皆さんの中で英語ができない人はどれくらいいますか」と聞いたところ、
パラパラと手が挙がったので、「今、手を挙げた人たちは、悪いけど、アメリカに行ったら猿と見なされます」と言いました。
東大生たちはしーんとしてしまいましたが、事実だから仕方がない(笑)。」
➡ この発言もまた的を得ています。
私もアメリカでエグゼクティブサーチの会社で勤務していた時代がありますので、
良くわかっておりますが、
日本のエリート意識の強い将来の幹部候補生たちでも流暢に英語を話せる人はほとんどいませんでした。
(既に10年以上たっていますので、今は異なるかもしれませんが。)
昔から言われてはいますが、いまだそれ程の危機感もなく、あまり認識できていないこと。
それは、今後、確実に日本人にとって、英語は必須となります。
これから日本を担う人も、今、日本社会で生きている人もです。
それではどうすれば英語を身に付けることができるのでしょうか?
英会話スクールに通ったり、外国人と話す機会を出来るだけ持つようにすればいい!
答えはNOです。
答えは日本人の頭の働き方に規定されています。
日本人が最も効果的に英語を習得していける方法とは?