TOEICと会話力の相関関係

「会社でTOEICの点数が必要なので」
「就活で800点必要なので」
「大学院の進学で必須なので」

当校ではそういった声をたくさん聞きます。

そのため、出来るだけ早く目標点に達したいという方がほとんどです。

それと同時に、
「TOEICの点数が上がれば、どれくらい話せるようになるのでしょうか」
という質問も多くあります。

実際にはTOEICの点数と英会話力の間には厳密な相関関係はないと言われています。 なぜなら、英会話力という基準が曖昧で、それこそ、ビジネスの取引の会話なのか、日常生活での友人との会話なのかで、個人レベルの会話力でさえも異なるからです。

例えば、ビジネスで一連の会話がそれなりにできたとしても、友達との会話や会食での軽いタッチの話ができるとは限らないのです。

その大きな理由のひとつが語彙にあります。
よく、ビジネス会話の方が日常会話よりも難しいという人がいますが、実はむしろ逆です。 特にビジネスでは、ルーティーンの決まり文句が多く、また関わっている業種が特殊であるほど、使用する単語も限られているため、比較的早く一定レベルの会話力を身に付けることが可能です。

それに対し、日常会話とは、話し手の選ぶトピックに左右されますし、話題も多岐に渡ります。そのため、流暢に話すとなると、必要な語彙力も膨大になるのです。

それともう一点、ビジネスというトピックに限定したとしてもTOEICと会話力に明確な相関関係がないのは、TOEICとはあくまでも受信力を測るテストでしかないからです。 トレーニングや学習は「テスト」に規定されます。 そのため、TOEICで点数を取るために学習するということは、テストで測定する受信力、つまりリスニングとリーディングの力を高めることには繋がりますが、スピーキングやライティングのような発信力には繋がりにくいのです。

特に英会話力という意味では、リスニング力は高まってもスピーキング力が伸びていないことが多く、聞けても話せないという現象がよく起こります。

それでは、TOEICの点数に伴って、ビジネス会話力を高めるためにはどうすればよいのでしょうか。

この続きは、次回のブログでお話しいたします。

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