エリフェットの学習理論と技術

エリフェットの学習理論と技術
 
ここでは、エリフェットの英語学習システムの根幹にある考え方を、簡潔に列挙いたします。
エリフェットでは、これらのベーシックな観点を、実践を通じてシステムとしてまとめあげ、
日々の英語指導、教材開発に活かしています。
               
         
<学習そのものについて>
 
 ①英語の学習は、脳による情報処理のプロセスである。
 
 ②脳はコンピュータとはまったく異なる情報処理を行っている。
   ※従来の英語学習法は、この点が十分に理解されていない。

 ③脳は、生化学的な情報処理“装置”であり、その意味でもコンピュータとは
  まったく働き方が異なる。

 ④脳の高次の働きについては、母語が深く関与している。よって、
  母語をうまく活用することが効果的な学習には必須の要素である。

 ⑤言葉の学習には、受信力を養成する学習と発信力を養成する学習の2種類があり、
  この両者を区別して合理的に組み合わせることが重要である。ちなみに、
  これまでの英語指導方法が、使える英語力になかなかつながらない理由のひとつは、
  受信力と発信力の養成を同時並行で行っているから
である。
  この問題を回避するにはカリキュラムの抜本的な変革が必要であり、
  そのためには、パラダイムの変換に匹敵する、英語指導理論・技術の改革が
  必要である。

 
<テストについて>

 ①テストはトレーニングとは違う。この区別を理解していないと
  効果的なシステムは作れない。
  とくに、現在広く利用されているTOEICテストは、情報を受け取ること、
  つまり情報のインプットに特化したテスト
であるため、その特性を理解することが必須となる。
 
 ②四択問題は、純粋にテスト問題であり、トレーニングに使用すべきではない。
  また、四択問題は、テスト問題としては中レベルの問題形式に過ぎない。

 
<文法について>
  
 ①文法にはいくつもの種類がある。
 
 ②従来の文法は、英語の学習のために作られた、「学習のためツール」ではなく、
  伝統文法と呼ばれる文法を流用しただけのものに過ぎない。
 
 ③従来の文法の解説や演習のほとんどは、不要かあるいはマイナスの効果しかない。
  なぜなら、従来の文法はあくまでも学術文法であり、「意味」が扱えないからである。
  そのため、英語の学習はまるでコンピュータ言語の習得と、その応用方法の学習のように
  なってしまっている。

 ④実際には、学習という行為の中心には、きわめて複雑な生化学的情報処理システムによって
  超並列分散処理を行う「主体」(=学習者)が存在しており、この主体はその高度な認識能力と
  創発的思考能力によって、「意味」を扱った情報処理を行っている。
  効果的な英語の習得には、この点を踏まえた新しい文法が必要であるが、
  現在、まさにそれに当てはまる「レキシカル・グラマー」が研究されている。

   
  (※)エリフェットでは、レキシカルグラマーの視点から学校文法を再編した
     インターフェースグラマーの体系とトレーニング方法を完成している。
 
 
<システムについて>
  
 ①すべての英語学習において、もっとも基本となる学習は「リスニング」である。

 ②リスニングには、情報を受け取るためのリスニングと、情報を記憶するための
  リスニング
があり、とくに後者を有効に活用することは、最大の
  学習効果を得るために必須の要素である。

 ③言葉の学習にかかわる種々の情報は、分散が可能である。
  情報を分散することは一見非能率的なように思えるが、実際には学習負荷が
  著しく低下するとともに、余計なエネルギーをしなくて良い理想的な学習システムを
  構築することができる。
  たとえば、単語の場合、音声、意味、つづりという3つの情報を含んでいるが、
  これらは分散して学習することが可能である。

現在起こりつつある英語教育の変革について

現在起こりつつある英語教育の変革について
               
 文部科学省は、現在、スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールという制度を実施しております。そのサイトによりますと、この制度の目的は「英語が使える日本人」の育成のための行動計画の一環となっております。

 つまり、文部科学省は「これまでの方法では、英語が使えるようにはならない」と明確に結論し、これまでになかった「新しい指導方法」を開発する必要があると考えているというわけです。

 実際のところ、インターネットによって世界がつながり、また東南アジア諸国が競争力を高めてきたことにより、英語を自在に使えることは、生存および成功への必要条件となってきております。

 では、スーパー・イングリッシュ・ランゲージ・ハイスクールがどのような状況にあるかと申しますと、じつは難航しております。原因は、「文法」です。つまり、これまでの「受験英語の壁」を突破できないでいるわけです。これは、昨年、朝日新聞においても報道されておりました。

 じつは、この点は十分に予測されたことです。と申しますのも、言うまでもなく英語の学習の要は「文法」です。したがって、ここにおいて「コペルニクス的転換」といえるほどの変革が起こらない限り、決して、「使える英語」が身に付く新しい指導システムを構築することはできないからです。

つまり、「これまでと同じ方法で、これまでと違う結果を得ることは決してできない」のです。

 しかし、これは、逆にいうと、この「文法の問題」さえ整除できれば、「使える英語」が身に付き、“かつ”、高校入試や大学入試にも対応できる、まったく新しい英語指導システムが可能になるということでもあります。

私どもエリフェットにおきましては、20数年にわたる研究を通じて、すでにその理論と技術を完成し、現在、試行授業を実施中しております。


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