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英語と共に世界の海を巡りたい

Keikoさん (ダイビングインストラクター)

神戸に生まれ、幼少時代は父親の仕事の都合で日本各地を点々とする。 日本で大学卒業後、オーストラリア留学をし、英語とツーリズムを学ぶ。 2005年、ワーキングホリデー制度を利用し、カナダへ。

ナイアガラフォールズ、ウィスラーの日系旅行会社にてツアーガイドとして働く。 2007年、ワーキングホリデー制度を再度利用し、オーストラリアへ。 グレートバリアリーフの海に魅せられ、ダイビングインストラクターとして現地ショップで働く。2009年現在、帰国し、世界中の海を制覇するため、次の渡航先を検討中。

~衝撃の出会い~

「英語がペラペラな人になる」

そう誓ったのは、小学5年生の頃、テレビで英語を流暢に話す女性を見たときでした。 単純に「かっこいい!」、そう感じたのがきっかけです。

それから私の《英語ペラペラ計画》が始まりました。
まずは母親に頼んで、2つ上の姉が通っていた英語塾に行き始めます。
そこでは、中学校で使用している教科書を使って、会話よりもアカデミックな授業が主体でした。
DOG=犬、CAT=猫のような易しい英単語を覚えたり、「Hollow」や「How are you?」のような中1の初期レベルのものです。
今思えば、何らオモシロイ授業ではありませんが、私にとってはすべてが新鮮で、とても楽しかったのです。 クラスの中では結構覚えがよかった私は「すごい、すごい」とおだてられるがままに、その気になり、ますます英語を好きになっていきました。

中学入学当初、私にとっては英語は簡単に感じました。 当たり前ですよね、すでに塾で勉強していたのですから。 そのため、中学時代の英語の成績はなかなかのものでした。 自分で言うのもなんですが。

 

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~挫折・・・でも諦めない!~

高校に進学すると学校英語のレベルがぐーんと上がります。 正直、難しすぎて何度も嫌いになりかけました。 多くの人が英語拒否症になるポイントですよね。

高校2年生の夏休みに、短期ホームステイ語学研修プログラムに参加しました。
初めての海外体験にドキドキ・ワクワク。
意気揚々と乗り込んだものの、少しばかり英語に自信を持っていた私の鼻っ柱は一瞬にしてへし折られました。
何ひとつ話すことができないんです。 多少相手の言っていることは判るものの、言葉が出てきません! 
「YES YES NO ・・・」の繰り返しです。

この時、学校で学んできた英語がいかに実用的でなかったかを痛感しました。 いわゆる大学受験のための試験英語を学習していても通用しないんです。

初めての挫折感を味わいました。 と同時に俄然やる気も沸いてきました。
「絶対に喋れるようになってやる!」
その頃から地元の英会話スクールにも通い始めました。

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~努力あるのみ~

英語が話せる人の中には、「全然努力なんてしてないよ。 海外で外国人と一緒に遊んでたら自然に喋れるようになったんだよね。」という人もいます。
羨ましい限りです。

しかし、私からしてみれば、「語学習得なんてそんなに簡単なものじゃない!」。
個人差はあるのでしょうが、私はそう思います。

日本の大学を卒業後、私は遂に念願だったオーストラリア留学を果たすことになります。
そこでは死にもの狂いでした。 現地の学生と一緒に英語で専門分野を勉強するわけですから、宿題もテストもプレゼンテーションも勿論全て英語です。
人生の中で一番頑張った時期だと思いますよ。 結構辛かったですから。

しかし、その分、私の英語力は飛躍的に伸びたと思います。 努力は人を裏切らないのです。

 

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~努力の賜物~

努力の甲斐もあって、ペラペラとまではいかないまでも、ある程度の英語を身に付けることができ、目の前の世界がドーンと広がりました。
英語が全てではないですが、コミュニケーションを取れることで有利に働くことは大いにあります。不利になることは…思いつきませんね。

私は今までに、カナダではツアーガイドとして、オーストラリアではレストランで、東京ではイギリスの銀行の支店やホテルで働いた経験があります。
このような仕事に就くことができたのは、英語ができるからこそで、素晴らしい体験だと思っています。

こんな仕事に就きたいけれど、英語ができないからなぁといって諦めるのは残念なことですよね。

 

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~世界中が自分の舞台~

様々な場所で、いろいろな仕事を経験してきた私ですが、現在はダイビング業界に身を置いています。
以前はオーストラリア・グレートバリアリーフの海で、愉快な仲間たちと共に働いていました。
お客様はオーストラリア人をはじめ、全世界各国、日本からのお客様もいらっしゃいました。

「ダイビング」を仕事にしようと考えたのは、ダイビングや海が好きだからというのは勿論のこと、世界中の海を仕事場にすることができると考えたからでした。
英語が出来なかったら、こんな発想さえ思いつかなかっでしょう。
私にとって、英語を使えることはものすごく価値のあることなのだなぁと最近つくづく感じています。
さあ、次は世界のどこの海で働こうかなぁ~、とまだまだ夢は広がるばかりです。

 

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~英語は楽しい♪~

英語嫌いな人って多いですよね。
「英語=難しい」っていう縮図です。
確かに英語の習得って難しいと思いますよ。
なぜなら、日本で育ったのですから。
母国語でない者が完璧に外国語を習得するのは無理なんじゃないかと私は思っています。
だから完璧に習得する必要はないんです。
理解ができて、コミュニケーションが取れれば問題ないんです。

まずは英語を楽しむことです。

私は英語を勉強するために参考書などをたくさん買いあさりましたが、最後までやり終えた本が果たしてあったのでしょうか。 きっとないでしょうね。

今になってかなり有効だったと思う勉強方法があります。
「フレンズ」から学ぶことです。
「フレンズ」とはアメリカの人気コメディードラマのことです。
見れば見るほどおもしろくて、その度に英語が聞き取れるようになってくるのが嬉しくて、何度も繰り返し同じシリーズを見ました。
セリフを覚えてしまうくらい、何度も見ましたね。
ある時、そのセリフが自分の口から会話の途中で出てきたりするんですよ。

実際に、繰り返し「聞く」ということは、語学習得においてとても重要なことだそうです。

私の場合、ニュースだと難しくて長続きません。
映画も非現実的すぎて、しかも2時間という長さに飽きてしまいます。

勉強と思わず、単純に興味のあることを楽しんじゃいましょう。

新しい世界が広がること、違いなしです!

Good luck & Enjoy yourself.

 

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